DUB / AUDIO FX / HOW TO

DUB TEXTURE RACK

ノイズ、揺れ、空気を重ねて、音の表面を変える。

マイク、ダブプレート、テープ、スプリング、短波、スピーカーの質感を重ねられます。声を前へ出すのか、反復の奥へ送るのか、帯域を狭めて無線ごしの距離を作るのかを、原音と切り替えながら決められます。

DUB TEXTURE RACKの操作画面
DUB TEXTURE RACKを実際に起動した操作画面

リディムはあるのに、表面が整いすぎる時

音を増やす代わりに、薄いノイズや揺れを足すと空気が変わる。主役の音を隠さない量で混ぜることが大切だ。

素材の上へ、薄い質感を重ねる

TEXTUREの型を選び、TONE、MOVEMENT、SPACEを少しずつ動かす。変化が分からなくなったら、いったん量を下げて元の音から聴き直す。

最初の5ステップ

  1. VOICEまたはSAMPLEを読み込みます。
  2. SELECTOR MICなど六つのプリセットから方向を選びます。
  3. ORIGINALとWETを交互に再生し、AMOUNTとMIXを決めます。
  4. DELAYとFEEDBACKを曲の隙間に合わせます。
  5. ADVANCEDで歪みや帯域を詰め、WAV保存します。

基本操作

AMOUNT / MIX

AMOUNTは処理回路へ入る強さ、MIXは原音と処理後の割合です。輪郭を残すならMIXを100%にせず、原音を少し戻します。

DELAY / FEEDBACK

DELAYは反復間隔、FEEDBACKは戻る量です。ボーカルの語尾だけを残したい場合は、元音源側を短く切ってから処理すると整理できます。

DRIVE / TONE / CRUSH

DRIVEは飽和、TONEは高域の残り方、CRUSHは量子化の粗さです。三つを同時に上げず、目的になる一つから調整します。

WOW / NOISE / SPRING

WOWはテープ速度の揺れ、NOISEは底のざらつき、SPRINGは短い金属的な残響です。静かな部分でノイズ量を確認します。

作り方の例

セレクターマイク

SELECTOR MIC、MIX70〜80%、TONE中域、短いDELAY。言葉の子音を残し、FEEDBACKを増やしすぎません。

テープの返り

TAPE ECHO、WOW20〜35%、NOISE少量、FEEDBACK45%前後。曲のBPMに合う反復間隔へ耳で合わせます。

短波の距離

SHORTWAVE、TONE低め、CRUSH中程度、NOISEを足します。情報が聞き取れる最低限の帯域を残します。

質感を音声として保存する

WAVには処理後の音とエコーの末尾が入ります。設定はお気に入り、A/B、JSON、再現URLへ保存できますが、読み込んだ元音源自体は保存されません。

ここではやらないこと

  • 本ツールは質感づくりのためのもので、ミックス全体を自動で整えるものではない。
  • 低域が濁る時は、TEXTUREのLEVELを先に下げる。

よくある質問

無料で使える?
DUB TEXTURE RACKは無料で使えるブラウザツールです。
インストールは必要?
不要です。対応ブラウザでページを開けば使えます。
保存や書き出しはできる?
WAVには処理後の音とエコーの末尾が入ります。設定はお気に入り、A/B、JSON、再現URLへ保存できますが、読み込んだ元音源自体は保存されません。
最初につまずいた時は?
処理に時間がかかる場合は短い音源で試してから本番素材を読み込みます。

うまく動かない時

  • 処理に時間がかかる場合は短い音源で試してから本番素材を読み込みます。
  • 音が小さく感じる時はMIXではなく、原音とWETのピーク差を確認します。
  • 歪みが強すぎる時はDRIVE、AMOUNT、CRUSHの順で下げます。
  • URLを開き直した時は、同じ元音源を再度読み込んでください。

次に使うツール

DUB TEXTURE RACKを鳴らす

操作画面を開き、まず一つの型から試してください。設定はいつでも戻せます。

ツールを開く →