HISTORY

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Archive 年代別アーカイブ

音源、人物、現場、ジャケット。

1990s-2010s

Drum & Bass / Glitch Hop

Jungleの荒い低音と、壊れたビートメイクの美学が、クラブの耳を変えた。

Jungle / Drum & Bassは、UKレイヴ、カリブ移民のサウンドシステム、ラガMC、Amen Breakのような高速ブレイクがぶつかった音。Metalheadzの硬さ、Bristolのジャズ感、Good Lookingの浮遊感、Hospital以降のLiquidまで枝が分かれる。Glitch HopはD&Bの遅い版ではなく、MPC、IDM、抽象ヒップホップの耳で、声ネタやサンプルを粒に刻む別の実験だ。

聴きどころ

D&Bは170BPM前後のブレイク、半分の体感で揺れるベース、ラガ声ネタ、Reeseベース、スネアの位置。Glitch Hopは無音の切れ目、声の断片、MPCのズレ、低音の余白を聴く。

Timeline

1991-93

UK Hardcore / RaveからDarkcore、Jungleへ。高速ブレイクとサブベースが主役になる

1994

Shy FX & UK Apache『Original Nuttah』周辺で、ラガ声ネタとJungleの爆発力が広く届く

1995

Goldie『Timeless』とMetalheadz / Blue Note Sessionsが、D&Bを未来的で硬いクラブ音楽として押し上げる

1996-97

LTJ BukemGood LookingRoni Size / Reprazent『New Forms』で、浮遊感、ジャズ、Bristolの音が太くなる

1998-2001

Photek、Source Direct、DillinjaEd Rush & Optical周辺で、緻密さ、低音、Techstep / Neurofunkが進む

2001-05

Prefuse 73DabryeedITらが、ラップの声やサンプルを切断するGlitch Hop / Abstract Beatの線を作る

late 2000s

Low End TheoryBrainfeederFlying Lotus以降、ビートだけで聴かせるクラブ/リスニングの中間地帯が広がる

顔ぶれ/現場/レーベル

背景

Ragga Jungleはロンドンの変換

レゲエのベースライン、Deejay/MCの声、サウンドシステムの圧が、そのまま高速化したわけではない。ロンドンのレイヴ、移民文化、ブレイクビーツが混ざり、別の街の音として鳴った。

Metalheadzで未来音楽になる

GoldieMetalheadz周辺は、Jungleの荒さを残しながら、都市、SF、金属感、長尺の構成を入れた。Blue Note Sessionsの空気まで見ると、D&Bが単なる速いダンス音楽ではないことがわかる。

BristolとGood Lookingは別口

Roni Size / Reprazentは生ベースやジャズの質感を持ち込み、LTJ Bukemは浮遊感とメロディを広げた。硬いTechstepだけでなく、LiquidやJazzstepへ向かう耳も同時に育っていた。

Glitch HopはD&Bの派生ではない

Prefuse 73Dabryeの線は、速度よりも編集の話。ラップの声、MPCのズレ、IDMの細かさを使い、ビートの欠けや引っかかりをグルーヴに変えた。

日本の現場では

日本ではクラブ、ベースミュージック、ビートライブ、フェス、ターンテーブリズムの文脈で交わる。DJ KrushやDJ Kentaro以降の耳で聴くと、HIPHOPとクラブミュージックの境目がかなり近くなる。

ジャケット / 映像 / 服

ジャケットは都市、倉庫、金属、抽象、暗い色。D&Bは未来都市とサウンドシステムの圧、Glitch Hopは波形、機材、コラージュ、ノイズの視覚が合う。

関連キーワード

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音源・人物・現場

Archive

要点

Drum & Bassを速いクラブ音楽だけで片付けると浅い。Jungleのラガ感、Metalheadzの硬さ、Bristolのジャズ、Liquidのメロディ、Glitch Hopの切断美学まで分けて聴くと、低音の地図がかなり広がる。

まずRagga Jungleを押さえる

Jungleの入口では、Shy FXUK ApacheRebel MC / Congo Natty周辺のラガ声ネタが重要。レゲエ由来の声とベースが、UKのレイヴ文化で別の速度に変わった。

MetalheadzとBlue Noteは空気ごと掘る

GoldieMetalheadzは、D&Bを未来的で硬い音楽にした。レコードだけでなく、Blue Note Sessionsのようなクラブの場まで見ると、なぜ神話化したかがわかる。

Bristol、Good Looking、Liquidを別棚にする

Roni Size / Reprazent、LTJ BukemCalibreHospital周辺は、硬いTechstepとは別の聴き方が必要。ジャズ、浮遊感、メロディ、歌心がD&Bの幅を広げた。

Glitch Hopは速度ではなく編集で聴く

Prefuse 73DabryeedITTipperは、D&Bと同じ棚に入れて終わらせない。声を切る、粒をずらす、無音を置く。ビートメイクの発明として見る。

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