Future
フューチャー
Auto-Tuneを憂鬱の楽器に変えた声。
アトランタ出身。Dungeon Familyの血筋に連なり、Auto-Tuneを装飾ではなく感情の濁りを増幅する楽器として使い、『DS2』(2015)以降のトラップの声の標準を作った。快楽と自己破壊が同居する歌詞世界も含めて、2010年代の音の設計者の一人。
使われ方
Auto-Tuneを装飾ではなく感情の濁りを増幅する楽器として使い、『DS2』(2015)以降のトラップの声の標準を作った。
聴きどころ
Auto-Tuneがかかった声の『濁り方』に、快楽と自己破壊の感情がどう滲んでいるかを聴く。
混同しやすい点
Auto-Tune=声の欠点を隠す道具、と捉えると、感情表現の楽器として使うという逆転の発想を見落とす。
聴きどころ
ロボット声で歌うほど人間くさくなる逆説。Futureが発明した温度。